20代で介護職を目指したい場合は、介護の専門学校に進学した方がベターです。特に20代前半の人はまだまだ若いため、専門学校で2年間介護について学んで介護施設に勤務するのは全く遅くはありません。
確かに、介護職は専門学校に行かなくても就職・転職する事はできます。しかし、専門学校で知識と技術を学んで勤務した方が、スムーズに仕事に慣れるというのは間違いありません。しっかり学べる時間があるのなら、専門学校への進学を考えた方が無難です。
ただ、30歳を過ぎている場合は、専門学校に行くと介護の仕事で活躍できる年齢は大分遅くなります。また、30代後半くらいになってくると採用試験で苦戦する可能性も出てくるため、30歳を過ぎたのなら、介護職員初任者研修などの比較的取得しやすい資格を取って、求人探しをした方がいいでしょう。
20代で介護の専門学校に進学する場合は、なるべく就職率が高く、介護関係の企業から評判が良い専門学校を選ぶようにしましょう。20代で専門学校に進学すると、高卒の子との年齢の差に戸惑うかもしれませんが、就職率が高い専門学校であれば、年齢はあまり関係ありません。良い場所へ就職するために切磋琢磨していけば、必ずその努力は報われます。
また、専門学校できちんと基礎を固めておけば、介護福祉士の資格も取得しやすくなります。介護職で長く働きたい人にとっては、大きなプラス要素だといえます。そうした面からも、まだ若い方はできる限り専門学校で学ぶ事をおすすめします。